提供:シグマクシス・ホールディングス

企業と個人は新たな関係へ シグマクシスの"人財"が考える次世代型の働き方

株式会社シグマクシス
インダストリー シェルパ 兼
コミュニケーション&ケーパビリティ / ディレクター
武藤 壮平

株式会社シグマクシス
インダストリー シェルパ / アシスタント・マネージャー
伊藤 麻里

株式会社シグマクシス
ヒューリスティック シェルパ / プリンシパル
増田 拓也

2021年10月1日に持株会社体制へと移行したシグマクシス・ホールディングス。その傘下に新設されコンサルティング事業を承継したシグマクシスでは、多様な能力や深い専門知識を持つ人財が、新たな社会とそれを実現するビジネス創出を目指し、さまざまな企業とともにプロジェクト活動に取り組んでいる。同社の価値創造の源泉となる彼らは、どのように未来を見つめて仕事に取り組んでいるのだろうか。コンサルタントとして第一線で活躍する武藤壮平氏、増田拓也氏、伊藤麻里氏に聞いた。

企業の変革は社会課題と切り離せない時代へ

写真:武藤 壮平氏

株式会社シグマクシス
インダストリー シェルパ 兼 コミュニケーション&ケーパビリティ / ディレクター
武藤 壮平

外資系コンサルティング会社に新卒入社し、戦略策定や新規事業開発などのコンサルティングおよびプロジェクトマネジメントの経験を積む。2009年にシグマクシス参画後は、商社、旅行、運輸、交通、ITサービスなどの業界に向けた戦略策定・実行支援、組織変革プロジェクトを牽引するとともに、社内の人材育成活動にも注力。現在はインダストリーシェルパ運輸・交通チームを担当しながら、同社の新卒採用・能力開発部門をリードする。

シグマクシス・グループは事業を通じて、企業とともに未来社会を共創することを目指していますが、コンサルティング事業の現場で活躍するみなさんの仕事について聞かせてください。

増田 企業の事業戦略の立案を支援しています。事業環境の激しい変化の中で、いかにテクノロジーを活用して新たな価値を生み出すか、というテーマが多いです。コンサルティング以外では、長野県小布施町での「環境に配慮した自律分散型次世代インフラ」の検討に参画するなど、未来のまちづくりや地域創生も自身のテーマとして活動しています。

伊藤 私は入社以来、複数の新規事業開発プロジェクトに参画してきましたが、最近はESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みに関する、お客さま支援を行っています。お客さまのみならず取引先企業も含めた活動を目指しており、社会課題の解決における企業の責任が年々大きくなっていることを感じています。

増田 確かにカーボンニュートラル時代に向けた具体的なアクションなど、企業の中期計画においてもESGに関わるテーマは増えていますね。投資家からの注目が高まっていることもありますが、企業の役割が変化しているということだと思います。

武藤 多くの企業がその実現方法を模索しながら動き始めていますね。私自身も現在、交通・小売・不動産・エネルギー・通信など業界を超えての少子高齢化社会に向けた新たな地域交通サービス創りや、アパレル・物流・ITサービスといった業界での売れ残りによる廃棄ロスの削減と売り上げの向上を目指す取り組みを進めています。社会課題を背景に、旧来の業界を超えてビジネスモデル変革が急務となったこの時代に、私たちの知恵とネットワークで実現できることはかなり多いと感じています。

 個別の企業や個別の業務領域での課題解決にとどまらず、未来社会において企業がどのように価値を生み出せるかを考え、そのビジネスモデルや産業構造を描き、仲間を集めて実現する力が問われるステージが到来しているのでしょう。

常に社外と繋がり続け視野を広げる

写真:増田 拓也氏

株式会社シグマクシス
ヒューリスティック シェルパ / プリンシパル
増田 拓也

デジタルマーケティング業界で経験を積んだ後、2016年にシグマクシス参画。社会インフラ、食のイノベーションをテーマに、事業戦略や新事業開発などのプロジェクトに参画。また、東海地域のインフラ企業とのジョイント・ベンチャー立ち上げと事業運営支援、甲信越地域の自治体・企業との協業による次世代型社会インフラづくりへの参画など、コンサルティング領域にとどまらない幅広い活動に取り組む。

企業も個人も役割や能力の変化が求められていますが、そのために皆さんが心がけているのはどんなことでしょうか。

増田 みずからの能力を磨き続けることは当然ですが、常に社外の人と繋がることを大事にしています。今後はどんな企業も自社の能力だけで事業に取り組むのではなく、他社との連携によるコラボレーションで進化しながら事業を運営していく時代です。一個人としても有機的に動くことで、視野を広げるように意識しています。幸い、プロジェクトなどでご縁があった方々からさまざまな活動にお声がけいただくことに恵まれ、時間の許す限り参画しています。

伊藤 確か増田さんは、会社公認の副業もしていますよね?なかなか忙しくなると思いますが、そのモチベーションは何ですか?

増田 実は「趣味は仕事」と言っていいくらい仕事が好きなんです。生涯現役で働きたいと思っているタイプです。そうなると遅かれ早かれ、自らテーマを掲げ、仲間を集められる力が求められます。今のうちから個人としてのネットワークも構築しておきたいと考えています。

相手の期待を超え続けることでキャリアを切り開く

写真:伊藤 麻里氏

株式会社シグマクシス
インダストリー シェルパ / アシスタント・マネージャー
伊藤 麻里

新卒で大手総合商社に入社し、基幹システム構築やデジタル領域の新規事業開発などに取り組む。当時ビジネスパートナーであったシグマクシスの社風、チーム、社員に強く興味を持ち、2018年にシグマクシス参画。以降、新規事業開発の戦略策定からサービスリリース後の運用設計・収益化まで一貫して支援するプロジェクトに複数参画。事業戦略、構想策定・企画、要件定義を得意領域とする一方、チームワークでの価値創出を重視する。

伊藤 シグマクシスは社内にもさまざまなネットワークがあって、知識やノウハウ、リレーションの共有が当たり前に行われていますよね。

武藤 チームで活動することが基本だからですね。難題を解決することや新しい事業をつくっていくことを生業としていますから、できない理由を並べるのではなく、どうしたら実現できるのかを考え実現するのが私たちの行動原理。全グループの仲間に問いかければ、社外の知見者の紹介も含めて、誰かが何かを返してくれます。私自身も、相談されたら必ず何らかの貢献をするように心がけています。

伊藤 チームで共有してチームで成長するという考え方は、私がシグマクシスに参画した理由のひとつでした。ですから、メンバー一人ひとりの得意領域を活かすことで、提案から実現手段の策定、その実行、そして事業として収益を出すまでの運用も含めて、一気通貫で価値提供することを大事にしてきました。その意味では「提案だけで終わらず、チームの力で実現すること」というのが私の仕事上のポリシーの一つです。

武藤 プロジェクト活動において「お客さまの収益化までを実現する」というポイントはとっても大事ですね。社会課題解決への取り組みも、収益につながる仕組みがなければ継続できません。そういう意味では、多様なコンサルティング能力を組み合わせるだけではなく、投資能力も駆動力として活用しながら、収益化するところまでチームの力を結集して実現していきたいですね。

増田 武藤さんにとっての仕事をするうえでのこだわりも聞かせてください。

武藤 お客さまであれ、ビジネスパートナーであれ、社内の仲間であれ、相手の期待を超えることを大事にしてきました。スピードでも品質でも期待を超えた成果を上げると、次の仕事につながります。仕事が増えると成長の機会になり選択肢も増え、みずから実現したいことにも取り組めるようになっていく。そんなサイクルで、いつまでも成長し続けるつもりでいます。

未来社会を実現する「次世代型の働き方」とは?

未来社会ではどんな働き方が生まれてくると考えますか?

伊藤 働くことの目的が「お金」だけではなくなると考えています。ビジョンに共感できるかということがより重視され、その価値観で会社や仲間を選ぶ傾向が強くなると思います。ですから個人も働く上でのビジョンを明確にし、それを自らの仕事に落とし込んでいくような、よりプロアクティブな姿勢が求められると考えます。

武藤 ビジョンや価値観をともにする個人同士が、コミュニティーを形成して事業を生み出すことも増えていくでしょう。つまり、企業に属しながら複数の名刺を持って活動するワークスタイルも、普通のことになる。企業内の個人が社会に対するさまざまな接点を持てば、企業を進化させるドライバーになります。この先、企業と個人の関係性は大きく変わっていくと考えています。

増田 働く場所の広がりもあると思います。コロナ禍により急速に進んだオンラインでのワークスタイルの定着により、その選択肢は都心だけでなく地域にも広がりました。私はコロナ禍以前から地域活性化の取り組みに力を注いできましたが、今後は地域に雇用を生み出す具体的な仕掛けをつくっていきたいと考えています。

伊藤 働き手にとって、選択肢が増えるというのは良い流れですよね。複数の名刺を持ちながらの活動も増える一方で、一つの組織や会社のなかでキャリア形成をしていく従来型のキャリアの良さも残ると思います。また自分のライフステージや価値観で働く期間や場所を選択するのも当たり前になります。企業はさまざまなワークスタイルを支える環境を提供することで、人財の能力を発揮させる「場」へと変わっていくのではないでしょうか。人財がそうした「場」を通じて出会い、互いの立ち位置ならではの強みを生かし合い、リスペクトし合って活動できるのが理想ですね。

武藤 その意味では、シグマクシスは創業時から時代の変化を見極めながら、働き方も進化させてきました。一人ひとりの人財がパフォーマンスを最大化させるのに最適なIT環境、オフィス、組織構造を設計し、改良を重ねた経験を持ちます。そういった我々自身の学びも活用しながら、新たな社会創りに貢献していきたいですね。

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