シグマクシス・グループは、企業の価値を財務価値と非財務価値を総合したものと捉え、SDGs(持続可能な開発目標)及びESG(環境、社会、ガバナンス)を重視して事業を推進しております。2021年に制定した「サステナビリティ基本方針」では、当社グループのパーパスである「Create a Beautiful Tomorrow Together」の実現を通じて、持続的な美しい社会の創造を目指すことと定め、事業活動を通じた社会課題解決への貢献を追及しております。
また、当社グループでは、経営の最重要資源を『人財』と位置づけております。価値の共創を担う人財こそが、当社グループの事業成長、そして持続的な美しい未来社会の創造の源泉であると考え、さまざまな取り組みを進めております。
引き続き高いガバナンスを実現し、多様な人財、知見、能力、テクノロジーを組み合わせたコラボレーションによる価値共創活動による社会課題解決に、全グループ社員で邁進してまいります。
代表取締役社長 太田 寛
サステナビリティ基本方針
「Create a Beautiful Tomorrow Together」の実現を通じて、
持続的な美しい社会の創造を目指します
サステナビリティ基本方針
「Create a Beautiful
Tomorrow Together」の実現を
通じて、持続的な美しい社会の
創造を目指します
サステナビリティ委員会では、気候関連課題をはじめとしたESG・SDGs関連の重要課題の検討やリスク及び機会のモニタリング、取締役会への定期的な報告を通じて、ESG・SDGsへの取り組みを強化しております。サステナビリティ委員会の運営状況の概要は下記のとおりです。(2025年5月時点)
- サステナビリティ委員会は、委員長の業務執行取締役、事業を管轄するグループの執行役員などで構成されています。またESGの3項目である「環境」「社会」「ガバナンス」の観点で重要課題(気候変動などの地球環境問題への配慮、人的資本や公正・適切な処遇、取引先との公正・適正な取引、自然災害等への危機対応など)の検討等を行っております。
- サステナビリティ課題への取り組みの重要事項は経営会議で審議され、取締役会において報告・監督される体制となっております。
- サステナビリティ委員会は、サステナビリティを巡る課題への取り組みについての討議を目的に、定期的に開催されております。また、サステナビリティ課題に対する施策の検討、進捗モニタリングを実施しております。
当社グループの重要課題である人的資本に関するリスクについては、執行役員を委員長としたリスクマネジメント委員会において、リスク特定やリスク管理、取締役会への報告・提言を行っており、特定された人的資本リスクは、サステナビリティ委員会において施策の検討や施策の進捗状況のモニタリングを行っております。また、法令遵守などの事項については、執行役員CCO(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)を委員長としたコンプライアンス委員会において、監督・施策等の検討を行っております。
気候関連リスクは、サステナビリティ委員会において、脱炭素社会移行に伴うリスクや温室効果ガス削減に関するリスク、気候変動の物理的影響に伴うリスクについて、対応を検討しております。
関連リンク
関連方針・KPI
シグマクシス・グループは、企業・産業への啓発・発信活動やアグリゲーター人財の輩出を通じたグリーントランスフォーメーション (2050年までの脱炭素社会の実現)へ主体的に参画し、我々のクライアント・パートナーシップやコミュニティを通じて地球環境の改善に貢献する先進的なプロダクト・サービスをご支援することにより、持続的な美しい社会の創造を目指します。
気候変動に関する具体的な取り組みについては以下のとおりです。
- コンサルティング事業の株式会社シグマクシスは新経済連盟の『カーボンニュートラルWG(ワーキンググループ)』に参画しています。
- 脱炭素専門のエネルギー・アナリストやコンサルタント が書籍執筆や寄稿、メディア取材、セミナー登壇を通じた積極的な情報発信を行っています。
- シグマクシス・グループ全体で、社内情報のペーパーレス化を推進しています。また、自社事業所内でのペットボトル飲料提供を完全廃止、事業所の天井照明をLED照明へ全面切り替え、プラスチック素材のクリアフォルダーを紙素材に切り替えました。本社事業所においてFIT非化石証書調達し、その環境価値を他の事業所の電気使用量に合わせて分配することで、再全事業所を再生可能エネルギー由来の電力とみなし環境負荷の低減を図っております。
『GXビジネス事業創出・参入戦略』
著者:シグマクシス(発行:日経BP)
2025年4月発行

当社グループは、国際的な非営利団体であるCDP(Carbon Disclosure Project)による2024 年度の気候変動に関する調査において、CDP2024コーポレートSME(中小企業)版の最高スコアである「B」を獲得しました。今後も、自社での環境負荷低減への取り組みに加え、企業のトランスフォーメーション推進等の事業活動を通じて、パートナーとのコラボレーションで、地球環境問題への取り組みに貢献していきます。

関連リンク
- SDGsの達成に向け、顧客課題の解決のみならず、社会課題の解決に向けた付加価値活動の展開を目指し、プロジェクト開始時に、プロジェクトがSDGsの17のゴールのいずれの達成に貢献するかについて、顧客との合意形成の場を必ず設定しています。
引き続き、社会課題へのインパクト創出を目指し、プロジェクトを推進してまいります。


2022年1月、シグマクシス・グループの事業および活動に対し、米国の非営利団体B Labによる国際的な認証制度に基づく「B Corporation(Bコーポレーション)認証」を取得いたしました。
B Corporation認証とは、環境や社会への配慮、経営の透明性、事業の持続可能性などにおいて優れた、公益性の高い企業を認証する制度です。2025年3月時点で、世界102か国において約9,500社が取得しており、当グループの認証取得は日本の上場企業としては初となります。
B-Corporation認証についてはこちらをご参照ください

関連リンク
コーポレート・ガバナンス体制のより一層の充実を図るため、複数の独立社外取締役を含む監査等委員である取締役で構成する監査等委員会を置くことにより、取締役会の監督機能を一層強化し、経営の透明性の確保や効率性の向上を図れるものと考え、この体制を採用しております。
コーポレートガバナンス体制図(2025年3月末時点)


2023年9月に「贈収賄防止に関する方針」を制定・公表いたしました。贈収賄の禁止、ならびに贈収賄防止に向けた取り組みを宣言し、不正行為の発見と防止につとめることとしております。 また、2024年4月に「シグマクシス・グループ人権方針」を制定いたしました。
関連リンク
贈収賄防止に関する方針
シグマクシス・グループ人権方針
個人情報の保護ならびに情報資産のセキュリティの適切で厳格な管理は、当社グループの事業運営の最優先課題です。当社グループのコンサルティング事業を担う株式会社シグマクシスは、プライバシーマーク(Pマーク)およびISMS認証を取得しており、社内の情報管理プロセスのモニタリングと継続的な改善を進めております。
- プライバシーマーク 第10840533(06)号
- ISO/IEC 27001 登録証番号 JQA-IM1411
プライバシーマーク認証制度は、日本産業規格による「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合している事業者を評価する制度です。特に、個人情報に関して適切な保護措置を行える事業者に対して「プライバシーマーク」を付与し、事業においてその使用を認めています。
ISMS適合性評価制度は、日本産業規格による「JIS Q 27001:2014 情報技術-セキュリティ技術-情報セキュリティマネジメントシステム-要求事項」に基づき、第三者である認証機関が本制度の認証を希望する組織の適合性を評価するものです。