商業施設向け共同配送の構想策定および導入支援

商業施設B社 様

商業施設B社様の、商業施設内テナント店舗への共同配送網の構想策定および導入をシグマクシスが支援いたしました。

EC市場拡大による実店舗の価値の変化、商業施設の増加、テナント企業の人手不足などにより、商業施設にはテナント誘致力の向上と、新たな役割が求められるようになりました。一方でテナント企業側にも、独自の配送網では積載率が上がらずコストが高騰し、特にアパレル企業の場合は大量廃棄などに伴う環境負荷の削減の要請は国連・環境NGO・政府などの多方面から出ており、早急な対応が叫ばれています。

シグマクシスは、商業施設を運営するB社様の新たなテナント企業への支援強化策として、複数商業施設を対象とした共同配送網の構築を提案。共同ターミナルをハブとして、各テナント倉庫から商業施設内の各テナント店舗へ効率的に配送を行う物流サービスの提供実現を支援しました。これによりB社様は、商業施設全体の物流コストの最適化や配送の安定化を図るとともに、テナント個社では実現できない配送単価の提供が可能になりました。これまでテナント別に行き来していたトラック台数が削減されたことで、CO2の低減にも貢献しています。

なおシグマクシスは、本取り組みをアジャイル型のアプローチで推進。その結果、わずか6カ月での共同配送の立ち上げを実現しました。