株式会社シグマクシス・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:太田 寛、コード番号:6088 東証プライム、以降、当社)は、「二條実穂 Dream Power Project 2025」を、北海道深川市、旭川市、札幌市の小中学校35校で実施することを決定いたしました。2023年のスタートより今年で3年目を迎えた本プロジェクトは、新たに「ダイバーシティ」をテーマとした授業を加えて開催いたします。

「二條実穂 Dream Power Project 2025」は、シグマクシス・グループ所属アスリートであり、パラリンピアン(車いすテニス、2019年5月現役引退)の二條実穂が、小中学生へ「夢の力」を伝える授業を行う活動です。講演や意見交換を通じて、夢を持つことや諦めずに挑戦することが人生の大きな力になることを伝えるとともに、多様性の尊重についての理解を深めることを目指して2023年度、2024年度と活動を継続してまいりました。これまでに、深川市・旭川市・札幌市の小学校(高学年対象)・中学校のべ64校・累計約11,000名にご参加いただいております。

2025年度の訪問先は、深川市教育委員会、旭川市教育委員会、札幌市教育委員会との連携のもと、各市内の小学校(5年生・6年生)・中学校・中等教育学校・義務教育学校・特別支援学校を対象に募集を行い、抽選により決定しました。5月21日(水)の深川市内学校での授業を皮切りに、2026年1月までの9ヶ月で計35校の小中学校に対し授業を行ってまいります。なお、今年度、新たに加える「ダイバーシティ」をテーマにした授業は、パラリンピックの意義である「発想の転換」「創意工夫」「多様性」「バリアフリー」の4つを通じて、誰もが快適に過ごせる美しい社会共創とは何かを考え体験するワークショップです。二條の「多様な人々とのコミュニケーションの大切さを考え、誰もが自分らしく輝ける社会の実現に向けて、一人ひとりが考えるきっかけになれば」という思いから本授業を企画しました。柔軟な発想の可能性を体感し、他者との意見交換で創意工夫を深め、チームワークの大切さと多様性の関わりを学ぶことを目的に、二條との意見交換も交えた内容で実施いたします。

シグマクシス・グループは、「CREATE A BEAUTIFUL TOMORROW TOGETHER (美しい明日を共に創る)」というパーパスを軸とした企業理念を掲げております。二條実穂(車いすテニス)のほか、齋田悟司(車いすテニス)、土田真由美(車いすバスケットボール)、江島大佑(パラ水泳)の4名がアスリートとして所属し、競技への取り組みのほかパラスポーツの認知向上やバリアフリー社会の実現を目指した活動にも参画しています。本プロジェクトを通じて当社は、未来を担う子どもたちが夢を持ち、多様性を理解し、いきいきと暮らすことができる、豊かな社会創りに貢献してまいります。

以上

【二條実穂 Dream Power Project】

  • プロジェクト概要
    名 称: 
    二條実穂 Dream Power Project
    趣 旨: 元プロ車いすテニスプレイヤーの二條実穂が、未来を担う子どもたちに向け、自らの経験をもとに授業を実施します。夢を持つこと、諦めずに挑戦することの大切さを伝えるとともに、多様性に関する気づきや、お互いを尊重しあうことの大切さへの理解を生み出す場となることを目指します。2024年度には日本航空株式会社様とのコラボレーションによる特別授業を札幌市(1校)と東京都(1校)でそれぞれ開催するなど、子どもたちへの多様な学びの場として新たな取組みも行なっています。
     
  • 二條実穂 Dream Power Project 2024 実施要項
    対 象: 北海道深川市、旭川市、札幌市の小学校(5年生・6年生)・中学校生徒・中等教育学校生徒・義務教育学校児童生徒・特別支援学校児童生徒
    実施校: 全35校(上記の対象校からの応募、抽選により決定)
    授業内容: 講演、質疑応答、ディスカッションなど
          *講演テーマ:①「夢の力」、②「ダイバーシティ」
    日 程: 〔深川市〕2025年5月21日(水)〜5月22日(木)
         〔旭川市〕2025年6月23日(月)~6月24日(火)、9月17日(水)~9月18日(木)
         〔札幌市〕2025年7月22日(火)~7月24日(木)、8月27日(水)~8月29日(金)、10月8日(水)~10月10日(金)、12月17日(水)~12月19日(金)、
          2026年1月21日(水)~1月23日(金)
    ※2025年度実施校の募集期間は終了しました。

 

  • 二條 実穂 (にじょう みほ) プロフィール
    北海道深川市生まれ。大工として働いていた23歳の時に、建築現場の足場から落下し脊髄を損傷、車いす生活に。退院後すぐに始めた車いすテニスで徐々に活躍の場を広げ、数多くの世界大会に出場するプロのプレイヤーとして活動。
    2016年リオデジャネイロパラリンピック ダブルス4位入賞。2016年に旭川市体育協会 スポーツ栄誉賞を受賞。同年、旭川観光大使に就任。講演や競技の体験教室、イベントへの参加などパラスポーツ振興にも積極的に取り組む。2019年5月に現役を引退。引退後も講演や車いすテニス教室等の活動に加え、東京2020大会でのテレビ中継の競技解説や東京都のパラ応援大使を務めるなど、パラスポーツの発展・振興やバリアフリー推進に貢献するための活動を広く行っている。

    【主な戦績(抜粋)】2013年:Kitakyushu Open/シングルス:優勝、ダブルス:優勝
    2014年:New Zealand Wheelchair Tennis Open/シングルス:準優勝、ダブルス:優勝
    2015年:Osaka Open/シングルス:優勝、Peace Cup/シングルス:優勝、ダブルス:優勝
    2016年:Israel Open/シングルス:入賞、ダブルス:優勝、リオデジャネイロ パラリンピック/ダブルス:4位入賞
    2018年:Kitakyushu Open/シングルス:準優勝、ダブルス:優勝、Kanagawa Open/ダブルス:準優勝
  • 二條実穂からのコメント

    プロとして活動した現役時代から多くの皆さまに支えていただいた恩返しとして、これからの未来を創っていく子どもたちへのエールとなるよう力を届けたい。そうした想いのもと、小中学校などを対象に授業を行う 「二條実穂 Dream Power Project」を、2023年に立ち上げました。
    この授業では、夢を持つこと・諦めずに挑戦することの大切さや、自分以外の様々な人について考え、互いに尊重しあうことの大切さについて理解を深めるなど、自分が経験してきたことやアスリートとしての体験をもとに伝えています。これまで自分自身が周りの人々から頂いた言葉で勇気付けられてきたように、私の話を聞いてくれた子どもたちの心に何か一つでも残るものがあり、それが前を向くきっかけや、夢に近づく一歩となればうれしいです。子どもたちが自分の持っている可能性を信じ、希望を持って日々を歩み、誰もが快適に過ごせる美しい社会を創ることにつなげられるよう尽力したいと考えています。

  • シグマクシス・グループについて

    シグマクシス・グループは、様々な産業および企業の価値創造、 社会課題を解決する新たな市場や事業の創出を行っています。デジタル経済下で企業が取り組むべき主要なトランスフォーメーションとして、生産性革命によって大幅な業績向上を実現する「デジタル・トランスフォーメーション」、新たな成長エンジンとなるビジネスモデルを成長市場で構築する「サービス・トランスフォーメーション」、経営プラットフォームを変革する「マネジメント・トランスフォーメーション」を掲げ、多様な能力を擁したプロフェッショナルが、企業の課題解決と新価値の創造、企業間を連携した新事業や産業の共創に取り組んでいます。また、投資能力を活かし、お客様との共同出資など資本を活用した価値共創を推進しています。
    公式HP:
    https://www.sigmaxyz.com/