子会社の吸収合併におけるプロジェクト・マネジメント・オフィス

ヤマハ発動機株式会社 様

ヤマハ発動機株式会社様(以下、ヤマハ発動機様)は、中期経営計画における成長事業領域のひとつである電動アシスト自転車事業の拡大、新規事業領域である新しいモビリティの研究・開発、コア事業領域である二輪車や船外機の電動化を加速するため、2025年1月、子会社のヤマハモーターエレクトロニクス株式会社様(以下、YEJP様)を吸収合併しました。

YEJP様は電装部品製造のスペシャリストとして専門性の高い電装部品の開発・生産を担い、ヤマハ発動機様の多様な商品向けに供給してきたため、統合後の商材や商流といったサプライチェーンの再設計が不可欠でした。また、YEJP様の8部門・600人以上の社員は、その能力にあわせてヤマハ発動機様の10以上の部門に配属。各部門で引き続き価値を創出できるよう、スムーズな配置転換が命題でした。こうした難易度・重要性ともに高い統合プロジェクトを、シグマクシスがプロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)として支援しました。

シグマクシスは2023年7月より本プロジェクトに参画し、以来約1年半にわたり、経営統合・業務統合・意識統合の3つの観点で目的達成に向けた検討を進め、統合方針及び実行計画の策定、進捗管理、課題解決、コミュニケーションの改善に至るまでを支援しました。PMOとしての高い専門性を活かし、全体最適の視点で課題を俯瞰しながら、現状業務・システム棚卸、業務ウォークスルー、業務トライアルを通して、統合後のあるべき姿の検討を推進。お客様の現場に入り込み、新たな業務を詳細レベルまで設計・可視化することで業務イメージの解像度を高めるとともに、各部門が自主的に課題解決に取り組めるよう変革を推進することで、多様な関係者とのスムーズな合意形成にも貢献しました。

2025年1月、ヤマハ発動機様は計画通りYEJP様を成功裏に吸収合併し、全部門の業務を円滑に開始しました。統合後も両社社員の能力を引き出し、さらなる業務改善をはじめとした統合効果の最大化に向けて挑戦を続けています。
シグマクシスは、今後もプロジェクトマネジメント能力を研鑚・発揮し、多様な業界の企業の変革を支援してまいります。