報道関係者各位
2010年11月29日
株式会社シグマクシス
シグマクシス、楽天銀行に金融犯罪対策システムを導入
AML(アンチマネーロンダリング)、サイバー犯罪などの実被害を包括的に防止
株式会社シグマクシス(本社:港区、代表取締役社長:成田恒一、以下 シグマクシス)は、このたび楽天銀行株式会社(本社:品川区、代表取締役社長:國重惇史、以下 楽天銀行)様に対し、金融犯罪対策システムを導入いたしました。
現在、金融業界においては、アンチマネーロンダリングや、不正ログインに代表されるサイバー犯罪、あるいは振り込め詐欺など、多様な金融犯罪に対して対策を講じ、顧客を保護する必要性に迫られています。昨今では、インターネット金融取引の拡大に伴い、その犯罪の内容および手口は高度化・複雑化をたどっており、いかに犯罪対策を包括的に行うか、またいかに実害が発生する前に犯罪を防ぐかが、金融機関にとって大きなテーマとなっています。
シグマクシスでは、大手金融機関に対して豊富な実績を誇る、アンチマネーロンダリングおよび犯罪取引シナリオ分析のノウハウと、日本ベリサイン株式会社(本社:中央区、代表取締役社長:古市 克典、以下ベリサイン)の提供する「ベリサイン アイデンティティ プロテクション オンライン詐欺検出サービス(以下、VIP FDS)」を組み合わせることにより、オンラインバンキングサービス利用者の通常と異なるアクセス行動や異常な取引・操作を自動的に検知し、様々な犯罪シナリオに対応して、不正な取引を検出することを可能にしました。
これまで独自の手法で不正取引の検知に取り組んでおられた楽天銀行様は、当システムの導入により、オンラインバンキング最大、約350万口座(*1)の顧客の利便性を損なうことなく、不正検知の範囲拡大とリアルタイム化、それによる取引の安全性の向上、実害発生の防止と共に、システム化による業務効率改善およびコスト削減を実現されます。
シグマクシスは、今後も、金融機関に対するサービスで培った実績と経験を、様々な先進的なテクノロジーと組み合わせ、高度化を続ける金融犯罪に対する対策を、金融機関および資金決済事業を手掛ける事業会社に対して、提供して参ります。
*1)楽天銀行調べ(2010年9月末日)