CASE
01

業務・システムの標準化
および高度化の
取り組みにおける
プロジェクト・マネジメント
・オフィス

株式会社商船三井 様、商船三井ドライバルク株式会社 様

2022年4月、株式会社商船三井様(以下、商船三井様)/商船三井ドライバルク株式会社様(以下、商船三井ドライバルク様) の、SaaS化による基幹業務・システムの標準化と高度化を図る「SURFプロジェクト」がサービス・インし 、両社は事業環境の変化への柔軟な対応を可能にする、新たな仕組みのもとでの事業運営を開始されました。

本プロジェクトにおいて商船三井様および商船三井ドライバルク様は、スクラッチ開発による既存の基幹システムから脱却し、海運業務のプラットフォーム「Veson IMOS Platform」と、基幹業務の最新ソリューション「SAP S/4HANA Cloud」を導入、いずれもSaaSを活用した業務の標準化に取り組まれました。各事業部門や全国の営業拠点、財務・経理をはじめとした管理部門など、多様な部門と業務を対象とする大規模プロジェクトにおいて、シグマクシスはプロジェクト・マネジメント・オフィスとして両社を支援いたしました。海外のシステムベンダーをはじめ複数のシステム導入パートナーも加わる非常に複雑なプロジェクト体制の中、スケジュールを遵守しながら高い品質を維持してプロジェクトを推進し、計画通りのプロジェクト達成に貢献いたしました。

商船三井様および商船三井ドライバルク様は、今回の基幹システムの刷新をDX推進の基盤としながら、両社が蓄積した船舶・運航データとの相互活用により、GHG排出への対応などの様々な社会課題および経営全般の課題解決にデジタル技術を取り入れる取り組みを加速します。また、両社は今回実施した徹底的な業務標準化を更に推し進め、業務構造改革も実現します。

CASE
02

先端的サービスの開発
・構築等に関する
調査事業への参画

筑波大学 様

2022年度6月、内閣府による公募事業「スーパーシティ型国家戦略特区への社会実装を目的とした 先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業」に、筑波大学様を代表機関とし、鹿島建設株式会社、CYBERDYNE株式会社、株式会社リーバー、株式会社シグマクシスが共同提案し、「ロボットやIoTセンサ等を活用したインクルーシブシティの実現」が対象事業として採択されました。

本調査事業においてシグマクシスは、在宅介護現場でIoTセンサを活用することによる医療・介護従事者の負担軽減および高齢者の生活の質向上の実現に向けた検証に取り組みます。IoTを駆使したスマートホーム向けサービスを提供するZ-Works社との協業により、介護IoT センサで取得した生活・住環境データを活用。介護従事者の作業を効率化するほか、ケアプランの高度化をはかることで被介護者に寄り添ったサービス提供の実現を目指します。

また、海外医療機器メーカーとの協業により、非医療従事者でも取り扱いが容易な遠隔診療機器を活用した、かかりつけ医へのデータ提供を支援。診療の高度化と往診頻度の低減の実現による医療従事者の負担の軽減や、在宅高齢患者の自立へと繋げます。

本調査事業において当社は、先端テクノロジーの知見とネットワーク、高度なプロジェクトマネジメント能力を生かし、スーパーシティ型国家戦略の実現に繋がる先端的サービスの共創と実装に貢献します。

CASE
03

培養肉未来創造
コンソーシアムの設立・運営

大阪大学大学院工学研究科 様、株式会社島津製作所 様、
伊藤ハム米久ホールディングス株式会社 様、凸版印刷株式会社 様 の5者協業

大阪大学大学院工学研究科、株式会社島津製作所、伊藤ハム米久ホールディングス株式会社、凸版印刷株式会社、シグマクシスは、2023年3月に「培養肉未来創造コンソーシアム」(以下、本コンソーシアム)を設立しました。「3Dバイオプリントによる食用培養肉製造技術に関する社会実装の具体的な取り組み」を本コンソーシアムの目的とし、企業・業界を越える協業により「3Dバイオプリント技術の応用開発」「生産・流通までの一貫したバリューチェーンの確立」「省庁や民間企業との連携による法規制整備への貢献」を進めます。

本コンソーシアムは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に大阪府・大阪市等が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」において培養肉自動製造装置を展示するほか、3Dバイオプリント技術で製造した培養肉を、希望する来場者向けに提供することを検討しています。大阪・関西万博での活動を通じ、環境負荷を低減し世界規模のタンパク質不足を解決する「未来の食」の一つとしての培養肉の在り方を提示し、生活者の理解促進につなげます。

5者は本コンソーシアムの活動を通じて、環境・食糧問題の解決や、人々の健康増進、未来の食の提案に貢献してまいります。

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