シグマクシスの能力開発

「学びたい」「成長したい」という意欲が、個人と組織の成長の源泉。 シグマクシスの人事制度や仕組み、環境はこの考えのもとに作られています。事業を推進する上で必要な能力と、そのレベルごとの基準が明確化され、この能力領域を見渡しながら、年初に一人ひとりが自分の「能力開発計画」を策定し、その計画に沿ってプロジェクトワークと自己研鑽を両立させます。上司はその計画を考慮しながらプロジェクトをアサインメントしたり、ラーニングプログラム参加の支援をしたり、成長のサポートを行います。

新卒研修プログラム

「自分の能力を最大発揮できる」
「出した成果に対して正しいフィードバックを受けることができる」
「自らの成長の質とスピードを最大化できる」そして「仲間がいる」――
そんな環境に、優秀な人財は集まってくるのだと私たちは考えています。
そのような組織の入り口で、新卒社員を待っているのが新卒研修プログラムです。

3+1のモジュール

新卒研修は、コンサルタントコアスキル(マインド、スキル、行動様式)の定着を目的とした約6ヶ月間のプログラムで、
下記の3つのモジュールから構成されます。
また、新卒研修に向けて、入社前から内定者学習をスタートします。

01

全体研修

2.5ヶ月間

「コンサルタントの基本(思考技術、チャート策定力、ビジネスコミュニケーション等)」と「ビジネスの理解(経営戦略、業務プロセス、IT・デジタル等)」について、圧倒的なスピードと密度でインプット→アウトプットを繰り返します。80名程のコンサルタントが講師やレビューワーとして登壇します。このモジュールを通じて、プロのコンサルタントとして求められている品質基準を体感し、自身の成長課題に向き合います。

02

サービス別研修

2週間~1.5ヶ月間

ファーストキャリアに応じて必要となるスペシャリティについて集中的に学びます。業界分析、データ分析、プロジェクトマネジメント等のテーマが用意されています。

03

OJT

2ヶ月間~3ヶ月程度

コンサルタントの基本を理解した後は、 現場での実践(On-The-Job Training)を通じて定着を図ります。現場のリーダー、メンバーが指導を行い、新人コンサルタントとしての立ち上がりを支援します。

+a

内定者学習

6ヶ月間

コンサルタントに必要な最低限の基礎スキル(ビジネス知識、IT 知識、オフィスツール活用等)の習得に入社前から取り組むことで、入社後の早期立ち上がりを目指します。自律的にゴールを設定し、達成するという成長サイクルを回していけるよう、入社に向けて準備をします。

プログラム概要(2024年度版)

インプットと実践を織り交ぜながら、クラスルームでの集合形式/オンライン形式と、
コースに応じてより効果的な形態で実施します。

“学び”で大切にしていること

シグマクシスは、自己を高め、互いに学びあうことを大切にするプロフェッショナル集団です。
研修制度は下記の4つのプリンシプルに基づき、設計されています。

01

自ら学ぶ

各自が自己の能力開発に責任を持ちます。「成長したい」という一人ひとりの意欲が、あらゆる活動のドライバー。常に新たなチャレンジと自己研鑽に貪欲であることが求められます。

02

一流から学ぶ

多様な「一流のプロフェッショナル」 に触れ、そこから得る学びをさらなる自己成長の糧できるよう、様々な機会が用意されています(ハイタッチプログラム等)。

03

リアリティーを求める

現場に足を運び実際に自分の目で見ることや、 現場を体験したメンバーの経験を聞き、議論することにより、机上の空論ではなく、真に活用できる実践力を高めることができます(ナレッジフェア等)。

04

学びの場でコラボレーションを促進する

自身の専門知識や経験を積極的に共有し、 互いに学び、刺激しあうことで、切磋琢磨しながらより高いレベルを目指します。

ラーニングプログラム

現場に出たあとも、継続的かつ自律的な能力開発を支援するため、多様な研修制度が用意されています。

カフェテリア研修

各自が自己の能力開発に責任を持つシグマクシスでは、様々な研修がカフェテリアプランとして提供されています。

クラスルームセッション(対面/オンライン)

問題解決力、チャート策定力、プロジェクトマネジメント、ビジネスシミュレーションなど シグマクシスで働く上で必須となるスキル強化プログラムが、年間30日以上提供されており、誰でも参加が可能です。

パートナーセッション

ビジネスパートナーによるセッションです。ビジネス、テクノロジー、プロジェクトマネジメントなど各サービスラインで必要な様々なカリキュラムが受講可能となっており、年間200件以上の参加実績があります。

マネージャー研修

マネージャーに昇格したタイミングで、自分自身のキャリアや「マネジメント」としての立ち位置、そして将来について考えるセッションが実施されています。

ナレッジフェア

社内のプロフェッショナルが自らのプロジェクトや提案で得た知見、開発した新たなサービス、あるいは海外イベントなどで仕入れてきた最新情報などを、社内に共有するイベントです。月に数回、オフィスやオンラインにて行われ、興味のあるテーマには自由に参加することができます。

プロフェッショナルセッション(ハイタッチプログラム)

学術、文化、スポーツなど あらゆる分野で、その道を極める第一人者の見識や経験に直接触れることで、見識を拡げ、発想を転換し自らを高めていくきっかけを創るセッションです。過去には、第一線で活躍する研究者、プロフェッショナルアスリート、歌舞伎役者、落語家、お笑い芸人などにお越しいただいています。

プロジェクトとアサインメント

お客様の課題や事業のテーマに応じて組成されるプロジェクトに、必要な能力をもったメンバーが組織を超えてアサインメントされます。

 

シグマクシスの仕事はすべて「プロジェクト」で実行されます。お客様の課題や事業のテーマに応じてプロジェクトが立ち上がると、必要な能力をもったメンバーがアサインメントされ、チームを組成します。プロジェクトの期間は、その内容によって3か月程度のものから数年にわたるものまで多岐にわたりますが、そのゴール達成に向けて、一人ひとりのプロフェッショナルが自らの能力を発揮し、プロジェクトの成果実現に貢献します。

 

各プロフェッショナルの能力と、プロジェクトへのアサインメント状況はすべて社内で可視化されているため、特定の内容、特定のお客様に偏ることなく、本人のキャリアプランも考慮しながら、アサインメントが決まります。タイプの異なる、多様な能力のプロフェッショナルと共に各種プロジェクトに取り組むことで、能力向上はもちろんのこと、継続的に自らの視野を拡げていくことができます。

評価・報酬

評価はシグマクシスで定めた能力定義に基づき行われます。その定義は、社員共通に求められるコア能力とプロジェクトにおける価値創造に必要とされるマーケット能力で構成され、それぞれに複数の領域を持ちます。社員はその領域ごとに明示されているレベル基準に照らし合わせ、自らチャレンジする領域・レベルを指定し、実証した事実をもとに認定を受けます。

 

1人の評価に、それぞれ異なる役割を持った複数の評価者が関わることで客観性を担保し、その結果は上司を通じて本人にフィードバックされます。その内容も踏まえて、翌年度の能力開発計画を作成することで継続的な能力開発を実現していきます。 認定を受けた領域・レベルの組み合わせによってクラスが決定し、報酬も決まります。

キャリア

社内外に存在するネットワーク全てが、シグマクシスのコンサルタントにとってのキャリアパスです。自社のマネジメントキャリアの他、顧客企業やビジネスパートナー企業の経営や事業運営に関わる道もあります。グループ企業や事業投資先企業で事業を手掛ける、また、自ら事業を起こすのであれば、起業あるいは社内ベンチャーを起こすという方法もあります。 社員が様々なキャリアパスを開拓することは、シグマクシスの価値創造のネットワークが拡大すること。多様なキャリアパスの拡がりを促進しています。