銀行業界はいま、絶えずアップデートされる国際的な決済・電文規格への迅速な適応や、AML/CFT(アンチマネーロンダリング対策及びテロ資金供与対策)などの厳格化する規制対応、そして硬直化したレガシーシステムの抜本的刷新といった複雑かつ高度な経営課題に直面しています。これらは銀行経営の存続に関わる課題ですが、同時に、これまでの業務プロセスやシステム構造を根本から見直す変革の機会でもあります。
シグマクシスは、こうした断続的な制度変更や技術変革を単なる制度対応やシステム導入支援に留めず、銀行業務・IT・規制要件に精通したプロフェッショナルが、構想策定から実行、現場への定着まで、お客様の変革を一気通貫で支援します。複雑化するマルチベンダー体制の統合管理や、部門を横断した合意形成をリードし、未来の競争力を見据え、お客様と一体となり、持続可能な銀行インフラの構築と業務変革を実現します。
- グランドデザイン構想力
銀行業務、IT、規制要件に関する専門知見を持つメンバーがチームを組成し、プロジェクトをリードします。複雑化したシステム構造の最適化やデータの標準化など、規制対応に留まらない将来の業務効率化やデータ利活用も見据えたビジネスとシステムの「あるべき姿(グランドデザイン)」を構想し定義します。
- プログラム/プロジェクト推進力(PMO)
多数の開発ベンダーや多岐にわたる関連システムが複雑に連携する大規模プロジェクトであっても、特定のベンダーやソリューションに縛られない中立的な立場から統合管理を実現します。異なる開発手法や複雑な利害関係を調整して全体スケジュールの整合性を確保し、合意形成を強力にリードすることで、プロジェクトを計画通り推進します。
- 構想策定から現場定着に至るまでの伴走支援
グランドデザインを描く構想策定から実行支援、リリース、そして現場への定着に至るまで、お客様に伴走支援します。高難度なテスト計画の遂行や、不測の事態に備えたコンティンジェンシープラン(有事対応計画)の策定、さらに新業務ルールの現場定着(チェンジマネジメント)までを網羅。過去の失敗事例やリスク分析に基づき、上流工程から品質確保策を徹底し、手戻りなく確実にプロジェクトを遂行します。
シグマクシスは、銀行業務・IT・規制要件の高度な知見を組み合わせ、持続可能な銀行インフラの構築と抜本的な企業変革を、以下の主要領域で支援します。
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支援領域 |
支援内容 |
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1 |
基幹・決済システム刷新 |
・外国送金電文プラットフォームの国際標準規格(ISO20022)対応支援 ・決済系・市場系システムのグランドデザイン策定、インフラ刷新 ・決済システム構造の最適化・再配置支援 ・システム間インターフェースの統一フォーマット導入 |
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2 |
当局規制対応 |
・AML/CFT(アンチマネーロンダリング対策及びテロ資金供与対策)高度化 ・FATF(金融活動作業部会)審査対応・当局報告支援 |
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3 |
データガバナンス・利活用 |
・リスクデータマネジメント基盤構築(バーゼル規制対応) ・全社データ統合・利活用基盤の構想策定 ・データ品質管理の高度化 |
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4 |
プログラム/プロジェクト実行・定着化支援(PMO) |
・マルチベンダー開発プロジェクトの全体進捗管理、推進 ・大規模移行計画・コンティンジェンシープラン策定 ・ユーザー受入テスト支援・品質管理 |
ディレクター
SI企業を経て、2018年9月よりシグマクシスに参画。
メガバンクの決済・貿易・アンチマネーロンダリングシステムの大規模プロジェクトの設計からテスト、プロジェクトマネジメントまで幅広く経験。
近年は、大手信託銀行の決済領域における業務改革・システム刷新のプログラム/プロジェクトにおいて、アーキテクチャ構想、設計ガイドから、リリースまでをプロジェクトリーダー/責任者として牽引。金融領域での経験に基づいた最適な生成AIやデータ分析を組み込むことで更なる業務効率化・デジタル変革を目指す。
ディレクター
SI企業、航空会社のIT部門を経て、2020年7月よりシグマクシスに参画。
大規模・ミッションクリティカルなシステム刷新、更改プロジェクトを多数経験。開発/ユーザー両立場における経験を活かしたプログラムマネジメントを得意とする。
近年では、金融機関様における基幹システムのクラウド化やBPRのプロジェクト/プログラムにおいて計画策定から実行まで伴走し、お客様の変革実現を支援している。