事業
Innovationイノベーション
エクスポネンシャル成長時代の未来設計
創造価値と効率価値
コンピューティングパワーの圧倒的な進化がもたらしたデジタル化により、事業における「価値」が変わりつつあります。
デジタルによって顧客への価値提供のあり方を大幅に変えられる産業、たとえば小売、教育、金融業界などでは、これまで存在しなかった新規プレーヤーが、既存プレーヤーの勢力図を急速に塗り替えています。市場で評価される価値が変わったという意味で、これは「創造価値」です。
一方オペレーティング・テクノロジーや事業オペレーションスキルが必要な産業、たとえば電力、鉄道、水道のようなインフラ産業などでは、デジタルの力で飛躍的に生産性を上げています。これは、新しくはなくても、既存ビジネスでの圧倒的な生産性から生み出される「効率価値」です。

オペレーション効率追求とイノベーションの両立
ビジネスにおいて競争力を維持するためには、日々の収益を稼ぐために効率価値の追求と、中長期的な成長に向けた創造価値の実現の両立を目指さなければならない、というのが実態です。
マネジメントに求められるのは、「オペレーション効率追求」と「イノベーション」を両立する経営スタイルです。
つまり、前者は、デジタルを活用し、自動化、省力化、そしてリモート化を進める必要があります。一方で、後者を創りあげるには、自律型人財を見つけ、育成し、活躍させる組織作りが必要になります。
企業のステージ、狙いにあわせて、全く異なる二つの経営スタイルの両立と、それを操る巧みさが、マネジメントに求められています。

戦略立案より「未来設計とその実現」
変化が激しい市場で、複雑なかじ取りが求められる今、課題解決視点での戦略策定・実行アプローチで勝つことはできません。
シグマクシスでは、中期・長期の未来において、どのような社会が現れるのか、世界は、社会は、企業は、そして個人はどうなるのか、という視点を常に持ち、それを常に最新のものにし続けて、企業の未来設計をお手伝いします。
そして、現状から描いた未来にいかにたどりつくのか、というロードマップを描き、「創造価値」づくりと「効率価値」づくりを両立させながら、企業の成長に向けて共に実行します。
未来設計とその実現に関する弊社サービスは、以下の3つです。
- ①未来設計サービス
- 2040年世界観づくり
事業領域別世界観づくり
事業機会洗出し
- ②未来実現サービス
- PMO・デジタル・投資
エコシステム提供
共同事業運営
- ③アグリゲーター育成、組織変革サービス
- Vision Forest
変革経営ラボ
当領域のプロフェッショナル

柴沼 俊一
常務執行役員
日本銀行、外資系コンサルティングファーム、ファンド投資先企業を経て現在に至る。金融、消費財・サービス、製造業、ファンド等の幅広い業界に対し、全社・事業戦略やM&A・提携戦略の策定・実行支援、新規事業立ち上げ支援、営業・マーケティングのオペレーション革新等のプロジェクトを得意とする。現在、グロービス経営大学院教授。