事業
事例紹介

事例紹介

更新情報

  • 2024.02.05

    アズビル株式会社様「GX戦略立案、新たな環境・エネルギー事業の実行支援」

  • 2023.11.01

    伊藤忠商事株式会社様「『生成AI研究ラボ』生成AIサービス導入」

  • 2023.08.03

    大阪大学大学院工学研究科様、株式会社島津製作所様、伊藤ハム米久ホールディングス株式会社様、凸版印刷株式会社様 との5者協業「培養肉未来創造コンソーシアムの設立・運営」

  • GX戦略立案、新たな環境・エネルギー事業の実行支援
    アズビル株式会社様
  • 「生成AI研究ラボ」生成AIサービス導入
    伊藤忠商事株式会社様
  • 培養肉未来創造コンソーシアムの設立・運営
    大阪大学大学院工学研究科 様、
    株式会社島津製作所 様、伊藤ハム
    米久ホールディングス株式会社 様、凸版印刷株式会社 様 との
    5者協業
  • 国際海上輸送業務でのSaaS活用

    商船三井ロジスティクス株式会社 様
  • 国内線運賃刷新プロジェクトにおける、プログラム・マネジメント・オフィス
    日本航空株式会社様
  • 法人向けDX人材育成プログラムの開発支援
    株式会社ドコモgacco 様
  • 業務・システムの標準化および高度化の取り組みにおけるプロジェクト・マネジメント・オフィス
    株式会社商船三井 様
  • 先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業への参画
    筑波大学 様
  • 経営プラットフォーム改革
    (マネジメント・トランスフォーメーション)
    東洋アルミニウム株式会社 様
  • 3Dバイオプリント技術の社会実装
    大阪大学大学院工学研究科様、
    株式会社島津製作所様との
    三者協業
  • 「新潟市×フードテック」生活者起点での協業創出
    新潟市 様
  • 多摩田園都市エリアにおける新たなまちづくりを共同推進(nexus 構想)
    東急株式会社 様
  • AI活用による中古カメラの価格改定自動化支援(AIMD)
    シュッピン株式会社 様
  • クラウド型ERP導入によるデジタル基盤の構築支援
    SOLIZE株式会社 様
  • 経費精算業務の次世代化支援

    塩野義製薬株式会社 様
  • 基幹システムのクラウド化支援
    NTTアドバンステクノロジ株式会社 様
  • プログラム・マネジメント・オフィス(PMO)
    日本航空株式会社 様

プログラム・マネジメント・オフィス(PMO) 日本航空株式会社 様

2014年から2017年にかけて、日本航空株式会社様の「SAKURAプロジェクト」を支援いたしました。お客様が50年使い続けた旅客系基幹システムの全面刷新に取り組んだ本プロジェクトでは、複数の企業が参画する大規模プロジェクトを推進するPMOとしてだけでなく、新業務・システムの定義、社内関係部門との調整、システム切り替えなど、プロジェクト内の全チームにシグマクシスのコンサルタントが常駐。お客様と一体となってプロジェクトを実行し、2017年11月16日に無事本番稼働を迎えました。

2018年4月12日号の日経コンピュータにおいても特集が組まれており、パートナー企業の一社として紹介いただいています。

×

基幹システムのクラウド化支援 NTTアドバンステクノロジ株式会社 様

NTTアドバンステクノロジ株式会社様の「基幹システム刷新プロジェクト」をシグマクシスが支援し、基幹システムのクラウド化を約6か月で完了しました。
このプロジェクトでは、SAPの次世代クラウド統合業務パッケージ(ERP)であるSAP S/4HANA Cloud, multi-tenant editionを活用し、日本企業の国内業務向けとしては初となる複数モジュール(財務会計、管理会計、販売管理、購買管理、プロジェクト管理)の一括導入を実現しています。(2019年6月時点)

×

経費精算業務の次世代化支援 塩野義製薬株式会社 様

塩野義製薬株式会社様の「経費精算 次世代化」をシグマクシスが支援し、全社5000名を対象に約10ヶ月で次世代化を実現しました。この取り組みでは、経費規程や業務プロセスの見直しに加え、証憑電子化の導入、次世代化のIT基盤としてConcur Expense / Invoice / Travelの導入を行いました。

「次世代化」により、ガバナンス・コンプライアンスの強化や業務効率化だけでなく、未来の変化に企業が即応できる環境構築を実現しました。

×

AI活用による中古カメラの価格改定自動化支援(AIMD) シュッピン株式会社 様

シュッピン株式会社様の主要事業であるカメラの販売・買取価格改定をAIを活用して自動化するダイナミックプライシング(AIMD)の実現を、シグマクシスがご支援しました。

同社はAIMDの導入により価格改定の回数を6倍に増加させ、人的作業の削減とタイムリーな価格改定を実現しました。さらには価格変更に伴う顧客への通知メールが増えたことから、商機に繋がる顧客接点も増加。これにより、同事業の収益率は大幅に向上しました。

なお本プロジェクトでは最新のAIアルゴリズムと実行基盤であるGoogle AutoMLを採用。同社が持つデータの特性を見極めながら組み合わせ、さらには補助アルゴリズムを追加することで、高い精度での自動化を実現しました。

×

クラウド型ERP導入によるデジタル基盤の構築支援 SOLIZE株式会社 様

SOLIZE株式会社様の「デジタル基盤構築~財務会計・エンジニアリング事業基盤刷新」をシグマクシスが支援しました。

本プロジェクトにてSOLIZE様は、Fit to Standardを徹底してのSAP S/4 HANA Cloudを導入。9か月という短期間で全社の業務プロセスを標準化するとともに、進化するデジタル技術を常にアップデート可能なSaaSでのビジネス環境を整備しました。同時に、DXに対する社内の意識変革も推進し、事業のトランスフォーメーションに向けての大きな一歩を踏み出されています。

シグマクシスは、Fit to Standardに基づくクラウド型ERP導入の知見に基づき、業務とシステムのトランスフォーメーションをスピーディーに推進します。

×

多摩田園都市エリアにおける新たなまちづくりを共同推進(nexus 構想) 東急株式会社 様

2022年1月、東急株式会社様と、多摩田園都市エリアにおける生活者起点の新たなまちづくりに向けた取組み(nexus 構想)の推進に関する基本協定書を締結しました。シグマクシス・グループの各社が連携し、東急株式会社様と共同で構想の実現に向けた活動を推進してまいります。

「nexus 構想」とは、郊外における生活者起点での自由で豊かな暮らしを実現するために、住む・学ぶ・働く・遊ぶといった生活が自然や農と融合した「歩きたくなるまち」を目指す取り組みです。横浜市青葉区・川崎市宮前区周辺を対象エリアとして構想を開始します。2022年4月に、川崎市・横浜市の市境近辺にある虹ヶ丘団地・すすき野団地エリアに「nexus チャレンジパーク」を開業予定です。

シグマクシス・グループは本構想において、最適なプレイヤーを集め連携を推進する「アグリゲーター」としての役割を担います。

×

「新潟市×フードテック」生活者起点での協業創出 新潟市 様

新潟市様が2020年より取り組まれている、フードテックを活用した産業活性化の活動を、2年にわたりシグマクシスが支援いたしました。

少子高齢化と働き方の多様化が進む中、生活者起点での協業創出をめざす新潟市様は、「農」と「食」にテクノロジーを掛け合わせるアグリテック・フードテックに着目。フードテックを活用した取り組みについては中長期ビジョンを設定し、実現に必要な自治体としての機能整備の戦略を策定・実行しました。加えて、地域企業の連携による「共創プログラム」を企画・推進しました。

これにより、2021年度の活動では、食品メーカー×技術系スタートアップによる介護食品の開発に向けた共同研究、酒卸事業者が取り組む混載による環境負荷の低い物流サービスの実証実験、甘酒メーカー×デジタルマーケティング事業者による、お米を使用したヨーグルト風味飲料の共同マーケティング(レベニューシェアモデル)の検討、新潟産コシヒカリの玄米によるプラントベース食品事業の立ち上げといった取り組みが生まれました。

シグマクシスは本取り組みにおいて、弊社のフードテックコミュニティを軸としたネットワークを生かした同市フードテック・コミュニティの企画・開催、コミュニティ・イベント等を通じた地域企業間の連携、コンサルティング能力を生かしての各社による事業立ち上げなどを支援いたしました。今後さらに強まる地域重視の動きの中で、シグマクシスは各地域の強みとテクノロジーを掛け合わせる、地域ならではの事業づくりに貢献してまいります。

×

3Dバイオプリント技術の社会実装 大阪大学大学院工学研究科様、株式会社島津製作所様との三者協業

大阪大学大学院工学研究科、島津製作所、およびシグマクシスは、2022年3月に「3Dバイオプリント技術の社会実装」に向けた協業に関する契約を締結し、同技術の開発を加速させるとともに、社会実装に向けた関連企業・研究機関との連携促進を開始しました。

3Dバイオプリントによる培養肉作製技術は、大阪大学 大学院工学研究科 松崎典弥教授が開発。筋線維のみで構成されるミンチ構造とは異なり、筋・脂肪・血管という異なる線維組織を3Dプリントで作製し、それらを束ねて統合する本技術は、「筋・脂肪・血管の配置が制御された培養肉」「ヒトの細胞による運動器や内臓モデル」など、食糧や再生医療、創薬分野での利活用が期待されています。

そこで3者は、同技術の開発加速と社会実装に向けて、協働で下記を推進します。

  • 3Dバイオプリント技術の開発推進に向けた他企業との共同研究
  • 周辺技術・ノウハウを有する企業・団体との連携
  • 食肉等のサプライチェーンを構成する企業・団体との連携
  • 3Dバイオプリント技術に関する社会への情報発信


シグマクシスは、高いプログラムマネジメント能力と、フードテック・コミュニティをはじめとした多様な企業とのアライアンス・ネットワークを生かし、本協業におけるプログラム・マネジメント・オフィスとしての役割を担います。同技術の活用テーマごとの取り組み方針の策定、周辺技術やノウハウを有する企業・団体との企業間の連携と体制づくり、進捗管理、課題管理などを推進するアグリゲーターとして貢献いたします。

×

有機ELパネルを活用した次世代インテリアモニター「glancy」の開発支援 株式会社JOLED 様

株式会社JOLED様(以下、JOLED様)は2022年5月、同社のコア技術を生かした次世代インテリアモニター「glancy」を発売。シグマクシスは、glancyの製品・サービス開発を支援いたしました。

JOLED様が開発・製造する有機ELパネルは、超薄型・軽量かつ高解像度といった特徴を持ち、主に医療機器やハイエンドデバイスのモニターとして提供されてきました。2021年に世界で初めて印刷方式の製造を開始し量産を実現したことから、新たな市場への展開を目指したサービス開発にも取り組まれてきました。これにより誕生したのが、“アートを楽しむインテリア”という全く新しいコンセプトのサービス、glancy。空間に溶け込むクリスタルのデザインのディスプレイに、様々なアーティストによる絵画作品などのデジタルコンテンツを配信する、月額固定型のサービスです。デジタルでありながら絵具の質感までを再現し、生活空間に彩りを届けるglancyには、アートに親しいシニア層だけでなく、若年層からも関心を集めています。

シグマクシスは、glancyのコンセプト企画、新サービスの構想と設計、アーティストや事業パートナーのソーシングおよび交渉、配信データ投影用アプリの開発、プロモーション企画・実践など、製品およびサービスの開発に伴走し、全面的にご支援いたしました。

×

経営プラットフォーム改革(マネジメント・トランスフォーメーション) 東洋アルミニウム株式会社 様

東洋アルミニウム株式会社様の経営プラットフォーム改革(マネジメント・トランスフォーメーション)を、シグマクシスが支援いたしました。

創業91年の歴史を持つ同社では、従来型の人事制度や組織構造から脱却し、社員がモチベーション高く働くための環境構築が経営課題の一つでした。そこで2020年4月に開始したのが、グループ企業を含めた経営プラットフォーム改革。全従業員が共感できる企業理念(ミッション・ビジョン・バリュー)の設定を皮切りに、ピラミッド型のトップダウン組織から、自律的に考え行動することを推奨するフラットでオープンな組織構造への変革、能力を人財評価の軸とし、チーム共創を促進する人事制度改革、組織の壁・役職の壁を越えたコラボレーションを活性化させるクラウド型のコミュニケーションシステムの導入を行いました。

これにより、同社従業員一人ひとりの能力が可視化され、階層や組織を超えた率直な議論や対話、コラボレーションが増加。本プロジェクトは、業務生産性の向上だけでなく、同社のDX人財の育成といった次なる取り組みに向けた基盤づくりとなりました。

シグマクシスは、自社でのマネジメント・トランスフォーメーション実践による経験・ノウハウを活用し、各施策のご提案と実行支援を行いました。

×

スーパーシティ型国家戦略特区への社会実装を目的とした先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業への参画 筑波大学 様

2022年度6月、内閣府による公募事業「スーパーシティ型国家戦略特区への社会実装を目的とした 先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業」に、筑波大学様を代表機関とし、鹿島建設株式会社、CYBERDYNE株式会社、株式会社リーバー、株式会社シグマクシスが共同提案し、「ロボットやIoTセンサ等を活用したインクルーシブシティの実現」が対象事業として採択されました。

本調査事業においてシグマクシスは、在宅介護現場でIoTセンサを活用することによる医療・介護従事者の負担軽減および高齢者の生活の質向上の実現に向けた検証に取り組みます。IoTを駆使したスマートホーム向けサービスを提供するZ-Works社との協業により、介護IoT センサで取得した生活・住環境データを活用。介護従事者の作業を効率化するほか、ケアプランの高度化をはかることで被介護者に寄り添ったサービス提供の実現を目指します。

また、海外医療機器メーカーとの協業により、非医療従事者でも取り扱いが容易な遠隔診療機器を活用した、かかりつけ医へのデータ提供を支援。診療の高度化と往診頻度の低減の実現による医療従事者の負担の軽減や、在宅高齢患者の自立へと繋げます。

本調査事業において当社は、先端テクノロジーの知見とネットワーク、高度なプロジェクトマネジメント能力を生かし、スーパーシティ型国家戦略の実現に繋がる先端的サービスの共創と実装に貢献します。

×

業務・システムの標準化および高度化の取り組みにおける
プロジェクト・マネジメント・オフィス 株式会社商船三井 様 / 商船三井ドライバルク株式会社 様

2022年4月、株式会社商船三井様(以下、商船三井様)/商船三井ドライバルク株式会社様(以下、商船三井ドライバルク様) の、SaaS化による基幹業務・システムの標準化と高度化を図る「SURFプロジェクト」がサービス・インし 、両社は事業環境の変化への柔軟な対応を可能にする、新たな仕組みのもとでの事業運営を開始されました。

本プロジェクトにおいて商船三井様および商船三井ドライバルク様は、スクラッチ開発による既存の基幹システムから脱却し、海運業務のプラットフォーム「Veson IMOS Platform」と、基幹業務の最新ソリューション「SAP S/4HANA Cloud」を導入、いずれもSaaSを活用した業務の標準化に取り組まれました。各事業部門や全国の営業拠点、財務・経理をはじめとした管理部門など、多様な部門と業務を対象とする大規模プロジェクトにおいて、シグマクシスはプロジェクト・マネジメント・オフィスとして両社を支援いたしました。海外のシステムベンダーをはじめ複数のシステム導入パートナーも加わる非常に複雑なプロジェクト体制の中、スケジュールを遵守しながら高い品質を維持してプロジェクトを推進し、計画通りのプロジェクト達成に貢献いたしました。

商船三井様および商船三井ドライバルク様は、今回の基幹システムの刷新をDX推進の基盤としながら、両社が蓄積した船舶・運航データとの相互活用により、GHG排出への対応などの様々な社会課題および経営全般の課題解決にデジタル技術を取り入れる取り組みを加速します。また、両社は今回実施した徹底的な業務標準化を更に推し進め、業務構造改革も実現します。

×

法人向けDX人材育成プログラムの開発支援 株式会社ドコモgacco 様

オンライン動画学習を中心に、テクノロジーによる学び体験を提供する株式会社ドコモgacco様(以下同社)は、2023年2月、法人向けeラーニングサービス「gacco for Biz」の新たなコンテンツとしてDX人材育成プログラムの提供を開始しました。本プログラムでは、100以上のDX人材育成向け学習コンテンツを、職種・知識レベル別に的確に組み合わせたラインアップで提供。専門的なスキルを段階的に学びやすく設計し、企業のDX推進力の底上げに貢献することを目指しています。

シグマクシスは本取り組みにおいて、国内外の教育関連市場の幅広いリサーチとビジネス機会の検討、同社事業の差別化および成長戦略の策定を支援しました。さらにはDX人材育成プログラムの構想、学習ラインアップの設計、学習コンテンツ提供パートナーのソーシングおよびマッチング、コンテンツの展開、法人顧客獲得にむけたプロモーション施策の実行など、一気通貫で同社に併走し支援しています。

2022年10月に発表された「第19回 日本e-Learning大賞」にて厚生労働大臣賞を受賞した同社の事業は、本取り組みを通じた法人向けコンテンツの強化により、企業の学習支援プラットフォームとしてさらに注目が集まっています。シグマクシスは引き続き、構想提案力、実行力、多様なネットワークを駆使し、同社事業のさらなる進化に尽力してまいります。

×

国内線運賃刷新プロジェクトにおける、
プログラム・マネジメント・オフィス 日本航空株式会社 様

日本航空株式会社様(以下、同社)では、国内線の運賃を全面的にリニューアルし、2022年5月より、新運賃での販売を開始しました。

航空業界では、サービスの差別化や価格競争の結果として複雑化した国内線運賃ラインアップが、利用客にとって分かりづらいという課題を抱えていました。そこで同社は、世界標準を目指した全面的な運賃のシンプル化を図るとともに、その販売インターフェースであるウェブ予約画面の刷新を行いました。これにより利用客の利便性向上を実現し、加えて、レベニューマネジメントにおける需要予測精度も向上しました。あわせて、収入管理業務およびシステムのグローバルスタンダード化にも取り組み、生産性の向上とシステムコストの削減を実現しています。

本プロジェクトにおいてシグマクシスは、新運賃の戦略・構想策定から実行まで、運賃改定・ウェブ刷新・収入管理の各領域を横断したプログラム・マネジメント・オフィスとして同社を支援しました。これまでの、長きにわたるプロジェクト経験を通じて蓄積した航空業界の業務知識や、高度なプロジェクト・マネジメントスキルを発揮し、計画通りにプロジェクトを達成、同社の中期計画の実現に貢献いたしました。

×

国際海上輸送業務でのSaaS活用
~Fit to Standardを徹底しての、
業界特化型SaaS「CargoWise」導入支援 商船三井ロジスティクス株式会社 様

クラウドやブロックチェーンなどのテクノロジーの進化を受け、ロジスティクス業界では、国際輸送業務をオンライン上で完結するデジタルフォワーダーの台頭、既存物流企業のデジタル化、トレードプラットフォームの商用化などの環境変化が加速しています。このような変化の中、商船三井ロジスティクス株式会社様(以下、同社)は、顧客接点を含む業務のデジタル化による業務の効率化やサービスの進化を目的として、同社及び海外現地法人の国際海上輸送業務を、オーストラリアのWiseTech Global社が提供するロジスティクス業界特化型のSaaSソリューション「CargoWise」を活用し、グローバルに標準化された業務およびシステムでのサービス提供を開始されています。

本プロジェクトにおいてシグマクシスは、同社海外現地法人や海外導入パートナーなど、多国籍かつ複数企業のメンバーで構成される体制の中、プログラム・マネジメント・オフィスとして、Fit to Standardを徹底し、プロジェクトを計画通りに推進しました。Fit to Standardの徹底により追加開発は行わず、同社は10ヵ月、同社海外現地法人3拠点は7カ月で導入し、SaaSによる継続的なソリューションの進化を享受できる事業基盤の実現に貢献しました。

当基盤の実現により、今後グローバルでのデータ利活用による業務効率化、国際輸送におけるプレーヤーとのデータ共有が進み、更なる輸送の最適化、生産性向上、コスト削減が期待されます。

×

養肉未来創造コンソーシアムの設立・運営 大阪大学大学院工学研究科 様、株式会社島津製作所 様、伊藤ハム米久ホールディングス株式会社 様、 凸版印刷株式会社 様 の5者協業

大阪大学大学院工学研究科、株式会社島津製作所、伊藤ハム米久ホールディングス株式会社、凸版印刷株式会社、シグマクシスは、2023年3月に「培養肉未来創造コンソーシアム」(以下、本コンソーシアム)を設立しました。「3Dバイオプリントによる食用培養肉製造技術に関する社会実装の具体的な取り組み」を本コンソーシアムの目的とし、企業・業界を越える協業により「3Dバイオプリント技術の応用開発」「生産・流通までの一貫したバリューチェーンの確立」「省庁や民間企業との連携による法規制整備への貢献」を進めます。

本コンソーシアムは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に大阪府・大阪市等が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」において培養肉自動製造装置を展示するほか、3Dバイオプリント技術で製造した培養肉を、希望する来場者向けに提供することを検討しています。大阪・関西万博での活動を通じ、環境負荷を低減し世界規模のタンパク質不足を解決する「未来の食」の一つとしての培養肉の在り方を提示し、生活者の理解促進につなげます。

5者は本コンソーシアムの活動を通じて、環境・食糧問題の解決や、人々の健康増進、未来の食の提案に貢献してまいります。

×

「生成AI研究ラボ」生成AIサービス導入 伊藤忠商事株式会社 様

2023年5月、伊藤忠商事株式会社様(以下、伊藤忠商事様)では、ChatGPTをはじめとした生成AIを用いた企業の業務変革や新規ビジネス開発支援を行う「生成AI研究ラボ」を立ち上げました。同ラボは、伊藤忠商事様のIT・デジタル戦略部および情報産業ビジネス部をオーナーとし、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様、株式会社ブレインパッド様、シグマクシスがパートナー企業として参画。生成AIを活用する業務の要件整理、実現性の検証、UIの構築、セキュアな利用環境整備などに、4社共同で取り組みました。シグマクシスは、生成AIの深い知見やビジネス活用へのノウハウを生かし、ユースケースの提案と絞り込み、ビジネス・システム構想の策定、実現ロードマップの作成、実装支援を行いました。

同年7月には、伊藤忠商事様のアカウントを持つ従業員4200名を対象として、Azure Open AIを活用した生成AI利用ビジネスチャットの利用を開始。従来から使用しているビジネスチャットとのAPI連携により誰もが使いやすいUIを構築したことに加え、情報漏洩を起こさないセキュアな環境の実現などにより社内活用が進んでいます。今後は同社の業務システムとの連携を進め、業務のさらなる生産性向上を図ります。将来的には、伊藤忠グループ企業への展開や新規事業開発における活用なども視野に入れ、伊藤忠グループ全体の価値創造力強化を目指します。

×

GX戦略立案、新たな環境・エネルギー事業の実行支援 アズビル株式会社 様

ビルディングオートメーション事業などを展開するアズビル株式会社様の、新エネルギー事業戦略の策定および実行を、シグマクシスが支援いたしました。

2022年4月にGX (Green Transformation)戦略をリードする新組織を立ち上げたアズビル株式会社様は、環境・エネルギー事業を拡大し、脱炭素社会の実現を目指した様々な取り組みを開始しています。

同社はこれまで、エネルギーサービスを包括的に提供するESCO(Energy service company)事業を通じて、省エネルギーの取り組みを進めてこられました。また、特定卸供給事業者の認定を受けたアグリゲーターとして、ディマンドリスポンス技術を活用したエネルギーマネジメントの提供により電力需給への課題にも取り組まれています。2023年春にはこの度策定したGX戦略として、従来の省エネソリューションに再生可能エネルギーの調達サポートや運用段階での最適なマネジメントを加え、顧客ごとにカスタマイズした包括的なエネルギーソリューションを提供するEnergy Service Provider(ESP)としての事業を開始されました。元来得意とされているビルディングオートメーション技術や、遠隔監視サービス、ESCO事業で培ったコンサルティングに関するノウハウなどを統合的に活用することで、建物の快適性を維持しながら、脱炭素社会実現への貢献を目指されています。

シグマクシスは2021年より、同社のGX領域におけるシェルパとして伴走しております。当社のエネルギー市場における知見と洞察力を活かし、GX戦略の立案、戦略実現に向けたパートナー選定や業務オペレーションの整備などを支援してきました。今後も同社の事業成長に貢献するとともに、環境・エネルギー市場の未来共創に取り組んでまいります。

×