「新潟市×フードテック」生活者起点での協業創出

新潟市 様

新潟市様が2020年より取り組まれている、フードテックを活用した産業活性化の活動を、2年にわたりシグマクシスが支援いたしました。

 

少子高齢化と働き方の多様化が進む中、生活者起点での協業創出をめざす新潟市様は、「農」と「食」にテクノロジーを掛け合わせるアグリテック・フードテックに着目。フードテックを活用した取り組みについては中長期ビジョンを設定し、実現に必要な自治体としての機能整備の戦略を策定・実行しました。加えて、地域企業の連携による「共創プログラム」を企画・推進しました。

 

これにより、2021年度の活動では、食品メーカー×技術系スタートアップによる介護食品の開発に向けた共同研究、酒卸事業者が取り組む混載による環境負荷の低い物流サービスの実証実験、甘酒メーカー×デジタルマーケティング事業者による、お米を使用したヨーグルト風味飲料の共同マーケティング(レベニューシェアモデル)の検討、新潟産コシヒカリの玄米によるプラントベース食品事業の立ち上げといった取り組みが生まれました。

 

シグマクシスは本取り組みにおいて、弊社のフードテックコミュニティを軸としたネットワークを生かした同市フードテック・コミュニティの企画・開催、コミュニティ・イベント等を通じた地域企業間の連携、コンサルティング能力を生かしての各社による事業立ち上げなどを支援いたしました。今後さらに強まる地域重視の動きの中で、シグマクシスは各地域の強みとテクノロジーを掛け合わせる、地域ならではの事業づくりに貢献してまいります。