株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー 様
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー様(以下、NTT-ME様)は、NTT東日本グループのパーパスである「地域循環型社会の共創」のもと、『「これからのつなぐ」を創る』をミッションに掲げ、お客様や地域社会へ安心・安全・信頼のサービスを提供する「総合エンジニアリング企業」です。近年、多くの自治体がエネルギー収支の赤字という課題に直面するなか、NTT-ME様は情報通信インフラの構築・運用で培った知見やノウハウを活かし、再生可能エネルギー等の推進による地域循環型社会の共創を先導されています。シグマクシスは2022年10月から同取り組みの構想策定に参画。エンジニアリングの力で脱炭素化を推進し、地域社会・まちづくりの持続可能性とレジリエンス向上に貢献したいというNTT-ME様の思いを踏まえ、社会の持続可能性を見据えた事業モデルを提案しました。対話を重ねながらエネルギーの地産地消や地域経済循環を実現する共創型の電力事業構想を具体化し、実証地域となった島根県雲南市および山形県米沢市との関係構築や、事業化に至る実装・実行まで伴走しました。
■雲南市との地域共創型電力事業の立ち上げ
2024年6月、住民自らが主体となって地域課題の解決を図る「課題解決先進地」を目指す島根県雲南市において、NTT-ME様とシグマクシスを含めた5者により「共創による雲南市の脱炭素・再生可能エネルギーの推進に関する連携協定」を締結しました。本協定のもと、NTT-ME様はエネルギーの地産地消と地域経済循環の実現を目指し、事業構想および事業スキームのあるべき姿の検討や、市民・市内事業者等との共創プロセスの推進に取り組み、担当部長クラスの社員を現地に派遣し、地域新電力会社の立ち上げに貢献しました。地域新電力会社が電力の小売で得た収益の一部を地域に還元することで、新たな価値の創造に向けた市民や事業者などのチャレンジを支援し、共創による雲南市のまちづくりを先導しています。シグマクシスは事業開発、プロジェクトマネジメントおよびエコシステム形成・運営などの能力を活かし、同取り組みを支援。また、電力業界での業務経験を持つコンサルタントがNTT-ME様とともに雲南市に常駐し、地域と一体となって伴走しました
■米沢市・飯豊町との共同提案:産業と融合した地産地消モデルの実装
雲南市での取り組みを通じた共創の実績・知見に加え、かねてより地域に根差して培ってきた高度なエンジニアリング力を活かすことで、NTT-ME様が山形県米沢市および飯豊町と実施した共同提案が2025年5月、環境省の「脱炭素先行地域(第6回)」に選定されました。本事業においてNTT-ME様は、共同提案者としてエネルギーインフラの整備・運営を主導し、多雪地域特有の課題に対応した「オンサイト型太陽光PPAサービス」を提供することで、家庭や事業所における再生可能エネルギーの地産地消を推進しています。シグマクシスは、NTT-ME様による本提案の検討・推進にあたり構想策定、座組形成、提案内容の具体化まで一貫してNTT-ME様をご支援しました。
NTT-ME様は今後、米沢市および飯豊町との連携を深め、同エリアで拡大する脱炭素社会の実現に向けた共創型の再生可能エネルギーの地産地消モデルを、他地域へも展開する予定です。シグマクシスはグループの企業理念である「Create a Beautiful Tomorrow Together」のもと、今後も脱炭素や再生可能エネルギー領域での専門知識を活かし、持続可能な社会の実現を目指す企業や地域の変革を支援してまいります。
(公開日:2026年6月)