Yudai Maeda

Principal
Heuristic Sherpa 所属

BACKGROUND

新卒で外務省入省。2017年から気候変動を担当し、G20大阪サミットの成功への貢献や各種国家戦略の調整を担当。
2020年より脱炭素フィールドへ活動の主力を置き、再エネベンチャーにおいて事業開発に携わる傍ら、広報にも注力。個人としてもプレジデント・オンラインはじめ多数寄稿を行うほか、自ら発信者として脱炭素メディアの「GXチャンネル」(YouTubeチャンネル)を運営。2022年よりシグマクシスに参画。現在、企業の脱炭素支援や地域脱炭素の推進などを手掛ける。

シグマクシスに入社した理由

外務省で脱炭素のテーマとしての重要性と、そのダイナミズムに魅せられ、このテーマで日本を盛り上げたいという思いから、一念発起で脱炭素フィールドに飛び込んで、再エネベンチャーでがむしゃらに取り組むこと1年半。時代の要請もあり、外部からの相談も増え、自分の影響力をポジティブに行使できる局面が増えました。

 

ただ、その一方で、発信も含めた自己の取り組みは、前田雄大の「個」をベースとしたもので、一つには個人商店的な取り組みになってしまうことでの外部への広がりの限界を、そして、何をするにも一人で準備からアウトプットまでしないといけないというところにも限界を感じ、どこかシナジーを生み出せるところを探していたところでした。

 

そんなタイミングで私が出会ったのがシグマクシス。美しい未来を共に創るという理念があって、そこに共感する人たちが自然と集まっている。何より、腕に覚えがある人達が集まりながら、自由にパーティーを組んで冒険に出ようとする、そんな「座組」がそこにありました。RPGで例えるならば、私の印象は「ルイーダの酒場」 。そこで仲間を見つけて、パーティーを組んで、そしてともに面白い未来を創造する。そんなわくわくする場所だと思って、迷いなく入社を決めました。

シグマクシスでのチャレンジ

シグマクシスに入っても、私の脱炭素の追及というテーマは変わりません。この己のテーマと、さらには前田雄大の個としての力・ユニークな経験に、シグマクシスの組織力・アセットなどをどう有機的に融合させ、面白いシナジーを生み出せるかが、まず一つのチャレンジです。

 

また、私は本格的なコンサルティングは人生で初めて。脱炭素の事業をやりつつも、その中でコンサルのノウハウを吸収する、それももちろんチャレンジです。幸い、シグマクシスには様々なバックグラウンドを持つコンサルタントがいて、その中で、オーソドックスなコンサルの視点はもちろん、それ以外にも技術の目利きやビジネスの創出などに長けているメンバーもいて、そういった方々とさっそくお仕事をご一緒して、いろいろ吸収できています。

 

何より、私は自分の個としての成長を追い求めたい人。その個人としての成長の追求が推奨されているのが最高だなと感じています。しかも、面白いのは、職場が前田雄大をどう調理するかというのを考えてくれているところ。シグマクシスというキッチンの中で、私は一人のシェフとして調理をしつつ、私自身が食材として調理をされる、様々なスパイスと融合して、私自身が化けていく、それが一番の面白いチャレンジなのではないかと思っています。

未来に向けて

先ほどのキッチンの例えで言えば、このキッチンには本当に色々なシェフがいて、調味料があって、しかも、私が素材として調理をされる側にもなる。この中で、とにかく新しくて美味しいフュージョン料理を作って、社会の役に立っていきたいと思っています。
一方で、職場には副業も認めてもらっていて、発信や農業も手掛けています。そうした自分の興味のある、そして伸ばしていきたい領域に、シグマクシスでの経験を注入しつつ、これはこれで伸ばしていけたらと思っています。群馬県みなかみ町*に住んでいる私の周りに、こういう活動を通じて、面白い人たちの輪が広がって、シグマクシスの他に、もう一つ、楽しいキッチンが出来たらとも思っています。

 

いずれにしても、最高のレシピの模索は、当面このシグマクシスというオープンなキッチンがある限り、続きそうです。

*群馬県みなかみ町「町環境政策アドバイザー」としても活動しています。