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- 変化とチャレンジが自分を成長させていく
プロフェッショナル5人による、ライフワークバランス座談会
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内山
- 3人ともまるで入り口がまるで違いますね。共通なのは、その時の自分の想いと直感を重視したというところでしょうか。ところでシグマクシスは2008年5月設立で、まだ1歳未満の会社です。新卒採用は2010年度からですから、みなさん転職組ですね。ブランドをこれから作り上げる新しい会社に転職したきっかけは?
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郡
- 前職は、新卒入社以来在職していた外資系コンサルティング会社だったのですが、途中で外資系大手IT企業に買収されて違うブランドになるなど、ひとつの会社にいながら多様な経験をして、充実した時間をすごしました。しかし時間と共に、確立された巨大組織の中での10年後、20年後の自分のイメージが、なんとなく見えるようになってきたのです。待遇にも女性向け制度にも恵まれながら、どこか物足りなさがあった。そんなとき、「シグマクシス」の話を聞いたのです。
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内山
- 自分の中では何が決め手になったのでしょう?
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郡
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ずばり、「変化とチャレンジ」への期待ですね。ずいぶん前の話になりますが、倉重さんとお会いしたときに、パタゴニアの創業者、イヴォン・シュイナードが書いた『社員をサーフィンにいかせよう』の話を聞かせてもらったんです。読んでみると「社員が楽しみながら取り組んだ仕事は品質が高いものになる」という価値観に基づいた経営論だった。「俺はいつかこういう会社を創ってみたいんだよな」と語っていた倉重さんを思い出して、正直うずうずしました。前職は世の中のベストプラクティスとされるようなグローバル組織で、それは私にとっても一つの誇りでした。でも、「自分にとってどっちが本当に楽しいか?」と胸に手を当ててみると、それは圧倒的に、夢にむかってチャレンジしながら新しいものを作り出す、という仕事の方だったんですね。
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内山
- 郡さんは当時、お子さんも2人持つラインマネージャーだったわけですが、逡巡はなかった?
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郡
- 私にとっての仕事のゴールは「えらくなる」ということではないんです。「チャレンジ→達成→成長」の繰り返しを続けて自分が変わり続けられることが大事。極論すれば、それを実現できる職場ならどこでもいいんです。前職では管理者として組織を持っていましたが、そのポジションを手放して小さな会社に移ることに対する逡巡はなかったですね。家庭のことでいえば、私は一貫して「自分が幸せでなければ、家族も幸せにできない」と思っているので、子供がいること自体が大きな懸念事項にはならなかったです。逆に、私が熱にうなされたようにシグマクシスについて語るので、「それは、絶対やるべきだ!」と応援されたくらい。
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内山
- 三浦さんは、コンサルティング会社から、お客さまだった通信会社に転職され、その後ベンチャーを経てシグマクシスですね。その過程で出産も経験するという、かなりダイナミックな人生ですが。
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三浦
- 私が基本的に転職を考えるのは、自分の関わっている仕事が「一区切りついた」と思ったときですね。同じ環境にずっといると仕事に慣れてきて自然とパフォーマンスがあがりますから、キャリアが横に広がるよりも、上にあがっていくようになる。私はどちらかというと、「安定した上昇」よりも「不連続な成長」を続けていきたい方なんだと思います。
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内山
- それはお子さんができても変わらなかった。
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三浦
- ええ。出産や育児を自分で具体的にイメージして人生設計はしていなかったのですが、生まれてみると、逆に精神的に安定して、仕事も落ち着いてできるようになりました。どこか「人生のベースにある幸せ」が確保された感が生まれて、余裕ができたのかな。子育ても、世の中にあふれる情報を見て心配になったこともありましたが、実際やり始めてみるとなんとかなる。自分だけで問題を抱え込むのではなく、周囲をうまく巻き込みながら、出来ないことは割り切ってアウトソーシングすることで、何とでもなると実感しています。考え方によって物事の見え方は変わるということですね。
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内山
- 今の話を聞いて、柴沼さんは男性として思うことはありますか? 柴沼さんも奥様お仕事もっていらっしゃいますね。
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柴沼
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そうですね。僕が男の立場で思うのは、「仕事をしている女性は、結婚したときよりも子供を産んでからのほうがよっぽど大変」ということ。妻は外資系企業に勤めているのですが、一人疲れていく妻を見て、自分も策を講じなければと思い、「夜と週末の家事は俺がやる。逆に朝は仕事をさせてほしい」とシフト制を申し出ました。当時私は銀行に勤めていましたが、部下には、「決済を仰ぎたいことがあったら、3時までにもって来い。俺は6時に帰る」と宣言。本当に帰っちゃう。もちろん、仕事はしっかりやっていましたが、当時の社内には「遅くまで仕事をしているヤツがエラい」という文化があったので、「自分の昇進は、もうないな」と(笑)。それが、1度目の転職を考えたきっかけです。
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一同
- すごい!柔軟!男の鏡だ!(笑)
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柴沼
- ちなみに、その時に気づいたんですが、主婦のマルチタスク能力は、仕事をこなす能力と同じ。僕は、週末は朝起きるとこなす家事を書きだして、片っぱしから終わらせる。出勤してTO DOリスト作ってそれをこなしていくのと同じですよ。全部終わると気分すっきり!
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内山
- 確かに。時間の使い方は家の中も仕事も似ていたりしますね。さて、中迎さんは、これからご結婚の予定ですが、出産して育児をしながら仕事をしていく、ということに具体的なイメージありますか?
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中迎
- 以前勤めていた会社は小さなところだったので、「自分の仕事のパフォーマンスが高くなって、誰にも代えられない人材にならない限り、子供を作ったら続けるのは難しいだろうな」と思っていたんです。実際にそういう実例もなかったので、女性が働きながら子供を育てるというイメージもわかなくて。ですから、お子さんを持った女性のプロフェッショナルが活躍して、自ら会社づくりに参画している人がいる環境にいこう、と思って、シグマクシスに転職しました。具体的なイメージはわかないけれど、みなさんの話を聞いていたら、「やっぱり大丈夫そうだな」って思えてきました。
